スタイラスペンを黒く染める
iPadに対応するスタイラスペンの中にFifty Threeの「Pencil」という、平たい鉛筆のような形をした製品がある。
フィフティースリー 53 iPad/miniのアプリ「ペーパーpaper」専用スタイライズペン マグネット付きウォルナット(木目)並行輸入品
- 出版社/メーカー: fiftythree
- メディア: エレクトロニクス
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フィフティースリー 53 iPad/miniのアプリ「ペーパーpaper」専用スタイライズペン 黒 並行輸入品
- 出版社/メーカー: fiftythree
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木軸と金属軸、どちらも格好良いのだが、どうせならと磁石内蔵の木軸の方を購入した。
公式サイトでは割合暗めのブラウンに見えるが、実際に届いたものはもう少し明るくて、私の印象からするとこれぐらいに見える。まあ何しろ材質が木だから、この辺はロットによるばらつきがあるだけなのかも知れないが、もっと暗めの方が好みなので、塗装することにした。
できれば金属軸に迫る暗褐色、チョコレートブラウンぐらいの感じにしたい。
木を塗装するには色々方法があるが、なるべくなら製品本来の質感は損ないたくない。木目を消してしまうような塗装は除外する。またPencilの軸は表面に光沢めいた塗膜加工がなく、さらりとした手触りだ。それを残すために、ニス類も使わない。
というわけで最初に探したのはオイルステインである。これは着色には都合が良いが、水性のものはニスなどで仕上げる前提で作られているので油性のものを探す:しかしどういうわけか、油性で深い色の製品が見当たらない。
検索しては色見本などを見比べつつ、最終的に選んだのがワトコのエボニーだった。
- 出版社/メーカー: 北三
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ティッシュに含ませてゴムを外した軸全体に摺り込んでは乾いたティッシュで磨く。確かに色は付くのだが、拭き取ってしまうので思ったより色が浅い。何度か繰り返すうちに、公式の色ぐらいには暗い色になってきた。しかし私としては、もっと暗い色を目指したい。
もっとはっきり着色できるものはないか、と布や革・木材などにしっかり着色できるという「染めQ」を吹いてみた。
染めQ ミニ染めQ エアゾール 70ml エスプレッソブラウン
- 出版社/メーカー: 染めQテクノロジィ
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墨も使ってみた。これもティッシュに含ませては軸に刷り込み、乾いたところを磨く。
表面は覿面に真っ黒になるが、ワトコほどには染み込まないので擦ると落ちてしまう。ただ、色味はちょっと黒ずんできて、これはこれで良い感じ。
なるべく染み易くなるよう、表面に#600の紙やすりを当ててはワトコオイルと墨を交互に刷り込むこと1週間ほど、ようやくチョコレートブラウンと言える暗褐色の軸が完成した。